
第54回長野県ニューギニア会通常総会は、2月11日松本市浅間のみやま荘で開催された。総会は午後1時開会、南十字星の下に眠るご英霊と、昨年度亡くなられた会員物故者に対し黙祷を捧げた。
小池会長は冒頭あいさつで「新型コロナ禍で、会の事業も大きな影響を受け、2月の定期総会は開催できましたが、7月のニューギニア方面戦没者慰霊大祭は会員皆様の参加を見合わせ、役員のみにて式典を斎行しました。また、現地慰霊巡拝団の派遣事業も、昨年に続き実施できませんでした」と、経過を説明した。
その他の事業について「年2回会報の発行のほか、新規事業として7月の慰霊大祭に合わせ(嗚呼戦友の碑)敷地周辺樹木の伐採と剪定を、業者に発注して実施した」と報告した。
新年度会の事業方針について「戦後77年が経過して、会員も200人を切りましたが、県外会員の皆様を含め御英霊の顕彰と慰霊・それに現地の国々との友好親善事業など地道な活動を継続したい」とあいさつした。
続いて、議長に安川幹事長を選出し議事に入り、第1、2号議案の令和3年度事業報告、決算報告が上程され、審議の結果いずれも原案通り可決承認された。
さらに令和4年度の事業・予算案について「新型コロナ感染症の収束が見えない中で現地慰霊巡拝団の派遣事業は難しい状況にあるが、夏の慰霊大祭、会報「椰子の樹」の発行は継続したい」と提案があり、新年度の事業・予算案とも原案どおり可決承認された。また、第6号議案として ニューギニア会の慶弔・見舞い規程(附則)が可決承認された。
可決した主な議案内容は次の通り。