
長野県ニューギニア会の第53回通常総会は、2月11日松本市の長野県護国神社・美須々会館で開催された。総会は1時に開会、南十字星の下に眠るご英霊と、昨年度亡くなられた会員物故者に対し黙祷を捧げた。
本田会長は「新型コロナ渦で2月の総会は無事開催できましたが、7月の慰霊大祭は役員のみで式典を執り行いました。しかし、現地慰霊巡拝団派遣は実施できませんでした。皆様のご協力により、3期、6年間にわたり大過なく会を運営できましたこと、心から感謝いたします」とあいさつした。
続いて、議長に安川幹事長が選出され議事が進行、第1,2号議案令和2年度事業報告、決算報告が上程され、審議の結果いずれも原案どおり可決承認された。
引き続き役員改選に移り、本田会長から新役員について提案があり、小池博之新会長以下代表幹事まで15名が満場一致で承認された。
就任あいさつで小池会長は「これまでの経験を活かして、伝統ある会の更なる発展のため微力ながら努めたい」と決意を述べた。新年度の事業計画について「新型コロナ感染症の収束が見えない中で、現地慰霊巡拝団の派遣事業は極めて難しい状況にあるが、夏の慰霊大祭、会報・椰子の樹の発行などの事業は続けていきたい」と提案があり、令和3年度の事業・予算案とも原案どおり可決承認された。
可決した主な議案内容は次の通り。