
令和2年度第52回通常総会は、2月11日松本市浅間温泉・みやま荘で開催された。総会は午後2時に開会、まず南十字星の下にねむる御英霊と、昨年度亡くなられた会員物故者に対し黙祷を捧げた。
本田昌彦会長はあいさつの中で「昨年度の事業は、会員の皆様のご協力により予定通り実施できた。8月の東部ニューギニア方面の慰霊巡拝は、栃木県護国神社と共催により当会から8名が参加した。特に、御英霊に対して孫、ひ孫にあたる若い世代から2名の方が同行して、慰霊の灯火を次世代に繫げて頂き、現地の若者とも交流を深められたことは会として特出すべきことであった」と、戦没者慰霊巡拝・節目の40回の旅を総括した。
また、創立以来52年目となる会の今後について「戦後75年が経過して、会員の平均年齢も上がり、ここ1,2年でも20名近くの会員がお亡くなりになっている。今後どのようにして会を継続していくべきか、検討を進めている。当面は可能な限り長続きできるよう、無理をせずに会員の皆様の協力を得ながら活動を続けていきたい」と述べた。
続いて議長に安川幹事長が就き、第1号議案、令和元年度事業報告から、第4号議案、令和2年度予算案までが上程され、審議の結果いづれも原案どおり可決承認された。
可決した主な議案内容は次の通り。